星と宇宙と内部探索

Visit the interior of the Earth.

マニュアル万歳、人まねバンザイ

昨日変更した自己紹介文について。基本は自分の書いた物だけど、構成なんかはガッチリ先輩方や友人のものを見習いました。特に業務連絡系は文章が上手な子のを、念のために了承をもらってちょこっとエッセンスを真似っこさせてもらって。
自分で言うのも何だけど、それこそ言葉や情景がパッと降りてくるみたいな時(霊感体質じゃなけどね、占い好きとは言え、基本現実主義ですから)はものすごく的確になれるけど、そうでない時は「上手な人を頼れ」が最近の私の信条です。それでヨイのダ。 
 
 
今の事務系お仕事の方では、日々使うメールのテンプレを私が作っています。自分で言うのもなんだけど、実際にその時その時で対応する際に一生懸命考えてメールした内容をテンプレ化した物だからか、自分が一番助かっています。人に指示するのも面倒じゃないし、テンプレを読むだけでマニュアルに近い内容が理解できます。実にスバラシイよ!
ちなみに会社人の微妙な機微を伴う実質的な対応は、相方を見てそれに習っています。彼女から学ぶ事は本当に多いです。社会に対して頑なな、それなのにともすれば真面目に取り組みすぎる私の態度をどれだけ楽にさせてくれている事か…ありがたい存在です。
 
若い頃だったら、そういう人に逆に反発していたのだろうけど、今は所々でそういう人がいてくれるんだなぁと気付ける事がどれだけ幸福な事だろうと思わざるをえません。
ちょっと今日のテーマとはズレてしまうけど、受け取る事が苦手な私がちょっとずつ受け取れる様になって来ている、それが大事なのだなと実感しています。
 
 
去年の初めから身体をちゃんと動かさないと命に関わるんじゃないかとハッとして、あれ程お金を払って通うのを躊躇していたのにジムに通うようになりました(某中高年女性向けのジムです)。
そこのコンセプトがあまりにもしっかりしている為か、スタッフの皆さんは笑顔満載で所々に挟まれるトークはばっちりマニュアルに沿っています。最初のうちはベタ過ぎて本当に苦手でした。分かりきっている言葉や内容に対して、どう返答したりリアクションしたら良いかわからなかった。気恥ずかしすぎる!次はこのトーク来るぞ〜と思って毎回身構えていたかも💦
でも1年位経つうちに、そのマニュアル通りにコツコツと毎日を過ごせるってものすごい事だと思うようになりました。行く度に掛けられる毎度の挨拶も、ちょっと心がへたったり身体が弱っている時には染み入るもの。やっぱり良く練られたコンセプトが基になっているマニュアルは威力あるし、それをきちんと実行出来ているスタッフの皆さんは素晴らしいです。私だったら気恥ずかしさをどれ位捨てられるかわからない。
そう思える様になって、私も心から素直にリアクション出来る様になりました。そんな自分もとっても嬉しいしハッピーです🍀。
 
 
占い師は一種の水商売だと言い切った先輩がいます。
水商売っていうと聞こえは悪いみたいなイメージですが、水=人の心や情感を扱うお仕事という意味で捉えれば、まさに占い師は水商売です。何か形になる「もの」を提供出来る訳ではないけれど、その人の心に寄り添って心を軽く出来ればそれがベストなんですね。まぁ受け取る側とこちら側が一致するとは限らないところが難しいですが。
 
どこで読んだのか覚えていないけど、ナンバー1ホステスさんはどういう人がなれるのかという話でとても心に残った事があります(軽めのドラマだっけな?)。
それは
 
   マニュアルをきちんと実行している事
 
これはかなりの衝撃でした。
でもよく考えてみれば、マニュアルというのは業務をスムーズにする為にあるものです。ただ手順だけを並べて書いたマニュアルはそもそもその様な名前を付ける事さえどうかと思うけど、よく考えられたコンセプトや手順に則って作成されたマニュアルは素晴らしい知恵の宝庫と言えます。それがいわゆるノウハウというものにも通ずるのかもしれません。
もちろん、その勘所をキチンと捉えて実行するというのはマニュアルを使いこなす側の問題でもあるけれど。ただやらされている感満載で実行するのと、何が肝か理解してその良さを使いこなすのとでは雲泥の差があります。
 
先日から鑑定後のフォローメールを出しているのですが、本来会社としては営業ツールに使ってくださいという趣旨の筈です。実は私「営業」という行為が死ぬほど苦手!上記に書いたジムのトークも、基本ジャンルは営業トークなので多分ものすごく嫌なんだと思います。
これは苦手な営業とかではなく、サービスとしての良いやり方をお勉強させていただいてるのだと思い、考え込まずに出来る様にすぐにテンプレメールを作成しました。文章も営業っぽさは排除して、あまり相手に入れ込まない様に注意しつつ(笑)。もしリピーターになってくれる人がいたら気づくかもね、あ、テンプレだなってw。でも一応、支給された文ではなく私が心を込めて💖書いたオリジナルの文章です✨それでもやっぱりお一人お一人違うので、一文いや二、三文?はその人に合わせた文章を入れています。多分そういう所に個性が出るのだろうね。私にはその位がちょうど良いだろうな、と思えます。
 
そんな訳で、以前は世間一般の姿を模したマニュアル的な考え方に迎合するのはいかがなものかと思っていたし、自分のいた世界の傾向として「わたしオリジナル」を考えなきゃって思っていたけれど、今は随分と頭も柔らかくなったなぁと思います。
…若い頃からマニュアル重視だとちょっと困っちゃうけどね!せめてそのマニュアルが本物かどうかを見分ける目は養いたいものですよね。あるいはマニュアルに使われずに使いこなせる自分がいいのかな。