星と宇宙と内部探索

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四魂の窓

今読んでいる本。

人の心が手に取るように見えてくる

人の心が手に取るように見えてくる

 

 

著者の出口光さんは、出口王仁三郎さんを曽祖父に持つ宗教一家の生まれの哲学者です。何でこの本を読もうと思ったかというと、

 

今購読しているメルマガにタロット占い師(今は個人鑑定はやっていらっしゃいません)守田矩子さんのメルマガでの告知

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内田裕士さんのハピアカ告知

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彼の動画を見て、彼の師匠である出口さんの提唱する個性認識学という言葉に興味が湧き、出口さんのサイトを見て、四魂の窓の診断テスト(結果を受け取るのにメルアド入力する必要があります)をやってみた

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本を読んでみたくなり、図書館で借りる

 

という流れ。まるでわらしべ長者ですね(笑)。

面白いなと思ったのは、四魂の窓の診断はたった2つの質問で導いてしまうというシンプルさです。知ってしまえば四大元素と似てるかな〜という気もしないでもありませんが、なかなかに腑に落ちる内容でした。

本の内容も、私にとっては改めて四大元素の解釈についての幅を広げてくれるものでした。一般的に四大元素と言っても、基本で習うことだけでは真に人間にあてがう事は難しいと思っています。シンプルですっきりした表現があまり上手くない私としては、特に具体的に実感して深める必要があります。

 

興味深い事に、私のホロスコープでは火のエレメントが強力なのですが、四魂の窓(勇、親、愛、智)では恐らく水に該当すると思われる「愛」が一番強そうだということでした。まぁ確かに、話が長い、前置きが長い、結果的に自分のことで相手にたくさんの時間を使わせるって…ちょっと滝汗が流れそうな描写です、えぇ!

また「愛」は相手の役に立ちたい(西半球の偏り、7室月のテーマでもある)と考え、相手のために献身的に行動するという人生を歩んでいるとの事です。素晴らしいよね!ビバLOVE💖

もちろん1つの魂に分けられるのではなく、誰もが4つとも持っていて、その中でベースになる魂はどれか、ということです。本を読んでみると、勇も智も実はベースなのではないか(親だけあまり育っていないかも💦)と思ってしまうのですが、まぁ愛が一番強くて恐らく間違いないだろうと今は思います。

 

また、それぞれの魂ごとに「心の相性」と「魂の相性」があって、

・心の相性ーすぐに意気投合して仲良くやれるけど深く付き合うにつれて欠点が目立つことも

・魂の相性ー共通項が少ないので意見が合わずストレスが溜まりやすいが、お互いの足りないところを補いあい(自分の中で成長させ、相手を良い形で認める)、成功させる相性

この魂の相性は、例えば「結婚は修行だ」と言われる様に、自分の魂を磨くためのテーマ(私は人生の宿題と呼んでいます)を表現しているのかなとも思いました。そうやって全ての元素を統合出来る(=乗り越える)と第五元素が生まれる、と理解しても良いのではないでしょうか。

 

あと、結局は全ての要素(魂)を自分のものにしていくという事を考えると、ハコミセラピーでいうところのラビング・プレゼンスともリンクするのかなと。

ラビング・プレゼンスと関係性

  本来こうした一連の癒しのプロセスは、自分自身の内側から自発的に起こって来るものです。 ハコミセラピストは、 そのプロセスを自然な形で呼び起こすための受容的でいたわりに満ちた環境を作り上げ、それを維持しながら寄り添っていきます。 そうした愛と尊敬を深める関係性の基盤となるのが、最重要概念のひとつである「ラビング・プレゼンス」です。

  その根底にあるのは、相手に何かを与えようとするよりも、むしろセラピスト自身にとっての目には見えない「糧」を、 相手の存在を通じて積極的に受け取ることによって、自らを深く満たしてあげようとする行為です。 そうすることに伴って、相手の存在を尊重し、 受け入れようとする姿勢が自ずと生まれ、深い信頼感に裏打ちされた関係性の場が、無理なく自然に創られていきます。

  すなわち、「相手にあわせようとする」ことからではなく、まずは「自らを満たそうと試みる」ことから、関係性の場が 創られるという逆転の発想です。ラビング・プレゼンスは、心理療法の分野だけに留まらず様々な日常の人間関係にも応用可能で、 日々の生活の中で常に自分の心を深く満たし、かつ人とのより豊かな関係性を築いていくための大きな助けともなります。

                ( 日本ハコミエデュケーションネットワークHPより)

 

ラビング・プレゼンスは、サイトでは上の様な説明になっていますが、先月WSに参加してみて感じたのは、「ラビング・プレゼンス=究極的な存在の受容」を目指しているのではないか、これに尽きると私は理解しています。

つまるところ人間関係で起きる問題というのは、そもそも自分の持っている足りない部分や問題として持っているテーマが外に現れてくるものです。ですから、人間関係を通じて自分の魂を磨くというのは、そのテーマに光を当てて足りない部分や問題と感じている事柄の良き面を知り、取り入れていく事でもあるのではないでしょうか。それは自分一人では到底なし得ない事で、他との関係性の中で実践され、磨くしかないと考えると、人様というのは大変有り難い存在でもある訳です(もちろん嫌な時はどうしようも出来ない事もありますけどね!)。

 

長くなるので(笑)この辺で。

 

 

以下は「四魂の窓」という考え方についての自分用の備忘録です。

・現代心理学におけるパーソナリティの五因子論

誠実性、外向性、親和性、感情的安定性、知性

 

・日本古来のココロの考え方ー一霊四魂

直霊(省)ー勇、親、愛、智 

・ 心と四徳

心(四端)ー義、礼、仁、智

トートタロットでのワンド(火)、ディスク(地)、カップ(水)、 ソード(風)、さらにそれを統合して超えた天空(第五元素)になぞらえられるのでは?